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2014年12月 9日 (火)

遠い夢捨てきれずに故郷を捨てる

故郷

「志を果たして いつの日にか帰らん 山は青きふるさと 水は清きふるさと」

故郷に思いを馳せて生きている人にとっては郷愁を誘ういい歌だが、

故郷の青き山のふもとにも、清き水の小川にも、帰ることのできない人にとっては切なすぎ

る。

荒れ果てた畑、誰も住まなくなって久しい家を見ていると、郷里のあまりの変わりように愕然

とさせられる。

『ここはもう、オレが思い返していた所とは違うな』

故郷・・・・それは宝物のような幼少時代の思い出がびっしりつまった特別な場所。

そのよすがの多くが消失してしまっている喪失感。

志を果たしているのかと、我が身に問うと、いっそうこたえる。

こんなはずではなかったと!

このところ急に気温が下がり、寒い日が続いている。

昨日は実家に帰省した。

1ヶ月前と比べると木々は葉を落としすっかり冬景色に変わっていた。

確実に冬が近づいている。

墓参りは2~3か月に一度の恒例にしている。

手を合わせるごとに報告することがあるわけでない。

今回は実家の宅地を手放す手続きをしにきたことを報告した。

古い家は管理するのが厳しく手放すことは先祖には申し訳ない気持ちでいっぱいだが、3か

所に 点在する墓所だけは一か所に改葬をして守っていこうと思う。

改葬することでもっと手軽に墓参りをすることができる。

墓は故郷に帰省する機会を残すことができると、心の中で何度も繰り返している。

特別な信仰のない唯物論者にはだからこそ、生きた証や、心の拠り所として、墓はあっても

いいんじゃないかと思っている。

故人を偲び、故人に対する生前に抱いていたあこがれや慈しみなどを表明する場と考えた

ら。

でも、子孫に迷惑をかけてまで、その考えを押し通そうとは思いない。

何も墓守をしなくたって、後ろめたいことなく真面目に生きていけば、十分先祖孝行になって

いると、かってに思うことにしている。

取り敢えず子供たちには死後の自分の居場所は決められた。

その時、来世があるとすればご先祖様には懺悔すれば良いのだ。

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コメント

おちゃんこんばんわ、お久しぶりです。
コメントありがとうございました。

実家には晴耕雨読の生活をと思って10年ほど前にリフォームしたのですが突然の不幸でかなわず、手放すことになりました。

他人が住んでくれることになり安堵の気持ちもありますが先祖の残してくれたものを継承できない寂しさもあります。
これも時世の流れと諦めるより仕方がないですね。

今日は寒かったですね。
明日も寒くなるようですが、明日は国際でラウンドの予定です。
ゴルフだけが精神的負担を軽減してくれます。

楽しむだけのゴルフです。

投稿: 風 | 2014年12月17日 (水) 20時50分

風さん、ですよね~
私も十数年前、生まれた北房の家を解体しました。
台風で屋根が壊れ、墓参りに帰る度に崩れが多くなり、見るに偲びず姉と相談して解体!

お墓も代々の墓が数多く、父親の墓に今年亡くなった母親を・・・
姉は義兄が亡くなって岡山に墓を建てたので、田舎の墓はこれで入る人が居なくなりました。

仕方無い事とは思いますが、
私が死んだらこの田舎も忘れ去られるでしょうね。

投稿: おっちゃん | 2014年12月16日 (火) 21時13分

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