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2009年9月10日 (木)

何のために生まれてきたの?

今日の夕方、いつものように妻を見舞うと命をつないでいるともいえる「カニューレを抜いてしまった。」ことを担当医師から聴かされた。

カニューレを抜くと切開している気管がふさがり呼吸困難になり非常に危険であることはいつも妻にも聞かせ、さわらないように言ってきたのだが・・・・・・

よほど不快であったのだろう・・・・・・
どうして抜いたのか問うと
「つけているものでなければわからない。呼吸がきゅーーとなって????」と、
まともな返事をしてくれたことは病状に一抹の安心感をもったが、

次の言葉に窮した。

「私はなんのために生まれてきたの?病気をするために生まれたようなもの・・・
お母さんは入院する私の看病ばかりで?
元気だから・・・・」

「病院を変わるばかりで・・・・・おかしくなりそうだ」

などと筋の通った内容はいいのだが、ずうっと前に他界した両親が元気でいるようなことを言う。

「何のために生まれてきたの」

かなり能天気に毎日を過ごしてるから何のために生まれてきたかって考えたことはなかった。
今こうして普通に暮らしてることを当たり前だと思い、こういう風な日がくることなんかあんまり考えずに生きてきた。

この問いに最初に思ったのは、
「幸せになるために生まれてきた」のではないかと考えた。

どんな状況であってもどこかに幸せってあると思う。
(やっぱり能天気かな~~~)

幸せになるためってよりは、幸せを感じるために・・・・・。

妻の病状を見ていると本当になんのために生まれてきたのだろうかと思う。



しかし、現状から逃げ出すことはできないし、誰にもこの苦しみは解かってもらえることはない。
だから私はいつもどっかで幸せを感じていたいと思う。

人は誰でも、幸せを感じるために生まれてきたのではないかと思うことにした。

小さな幸せで良いからいつも感じていたい。

長期入院で後、1ヶ月ほどで退院をして欲しい。
と勧告された。
自宅療養できるような病状ではないのに・・・・・
これもしかたがない。制度上のことだから。

これからは3ヶ月毎に転院を続けることになる。
いつか、受け入れてもらえなくなる日が来るかもしれない。

病院を変わることが妻のストレスになっていることを知り、本当に可愛そうだと思ったが。

入院中の妻に何か「幸せ」と感じるようなことがあればいいのだが・・・・・・

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