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2008年12月18日 (木)

つらくても我慢をすればきっときますよ春の日が

12月15日
呼吸器を挿管した気管切開の傷口が痛々しい。
口を動かし何かを訴えるのだが理解できない。
頭痛はないか?
痛いところはないか?
脳抑制解除(意識回復後)初めて「大丈夫」と口を動かす。
心配しないでしっかり療養するように話しかけるとうなずく。
足首が動かせるようになる。

12月16日
だいぶ加減がいいようだ。
面会に行くと笑顔で迎えてくれた。
夫であることが解るようだ。
重積痙攣による脳障害の程度はまだ充分解らないが自分の現在の居場所は理解しているようで、市民病院に転院したいと訴える。

12月17日
「家に帰りたい」と訴える。
寝返りも、話すことも、つばを飲み込むことも、食べ物さえ口にできていないのに。
手を縛られ、静脈、動脈、気道、血圧、脳波、酸素など非常時に備え、まだ生かされている状態なのに。

やはり我が家に帰りたいのかと思うと可愛そうになる。
意識が正常に回復し発作が再発しなければいいのだが。

12月18日
夕食後、子供二人を連れ面会に行く。
ベッドを起こして、歯磨きをしている。
まだ手が自由に動かせなく上手く歯ブラシが歯にそわない。
これから少しずつ小さな動きからリハビリを続けることになるようだ。
口を動かし話しかけてくるのだが、なかなか解読できない。
なんとか理解し「冷たいコーヒーが飲みたいのか」と問うと笑顔を見せた。

まだ、飲み込むことができないので無理だ。がんばってリハビリをしようと励ます。
首を縦にふり納得。
グー、チョキ、パー。グー、チョキ、パー。
手を握ると力強く握り返す。
ほめてやると得意げな笑顔?

本当に回復してくれ家に帰ることができるのだろうか?


このままでは正月には帰ることはできないだろう。

これほど寂しい思いをしたのは生涯初めてのことだ。

死ぬかも知れない人を見ているのは辛い。
こんななら、ある日突然逝ってしまうほうーがずっとらくだ。

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コメント

メール有難うございました
奥様の大病にはびっくりしました
お見舞い申し上げます
大変ですがリハビリを頑張ってほしいですね
風殿も健康には十分気をつけてくださいね

投稿: デカ | 2008年12月20日 (土) 23時30分

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