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2007年10月

2007年10月31日 (水)

『秋』  (写真編集)

最近ブログの投稿ができていない。

理由は、OSをビスタに変えてから今までマックにダウンロードできなかったフリーウェアーソフトが使えるようになったこと。

この点がメジャーなウインドーの良さであろう!

さそっく、見つけた画像ソフトをインストールしようとしたが、「この設定ではダウンロード出来ません」のメッセージ。?

セキュリティーの設定を高度にしていたのが原因でダウンロードが出来なかった。このことに気がついたのはかなり経ってから!設定を変更して,何とかラウンドーロ、インストールを終わり、早速画像を編集したのだが、使い方、ヘルプもなく悪戦苦闘思うように画像の編集ができない・・・・・・・

わたしはこういうことになると、中途半端な完全主義者(変な言葉だが)になってしまい、「ここはこうしたい」、「これはイヤだなあ」と、あれこれいじっているうちに夜中までかかってしまった。
没頭して、あっという間に時間が経ち記事の編集ができない。

満足の行くものにはならないが・・・・

この快感は・・・・・・独特の快感がある。

仕事のほうでも同じように没頭できればいいのだが、こっちはなかなかそうはいかない。

仕事というのは、収入よりも、他人からの評価よりも、没頭して夢中になれる人が一番幸せなんではないか。

先の土曜日、倉敷美観地区で、ようやく紅葉の始まった大原邸脇のもみじを額に入れてみた。
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倉敷旅館「鶴形」
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総社国分寺

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大原邸、脇の紅葉

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2007年10月29日 (月)

秋冷の候

秋の夕暮れ程寂しいものはない。
  (~~~、秋の夕暮れ)って歌があったなあ。
あれは誰の、どういう歌だったのだろう?
作者はきっとこういう季節に、同じような寂寥感に襲われてあの歌を詠んだに違いない。

秋の夕方の光景には哀愁を感じる。

まだ5時過ぎだというのに・・・・・・

「秋の夕暮れはつるべ落とし」

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早朝・・・・・・・午前6時
青空に可憐なコスモスが風に揺れているPhoto_2

ひんやりとした一陣の吹きすぎる風に、朝晩の大気に、「ひんやりと」したものを感じた時の喜びは、猛暑で疲れた心も体も癒してくれる。

『あかあかと日は難面も秋の風』

遅かった紅葉もそろそろ始まった。

もうすぐ11月。季節は晩秋に入る。

秋は静かにしずかにやってくる。
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2007年10月18日 (木)

虫歯ができた

先日、歯科医院で定期診断を受けた。
長年のかかりつけで治療記録が残っているのと、歯の技工がすぐれていらからだ。(他の医院はあまり行ったことがないので本当のところは分からないが?)

甘党のせいもあり今回は3本の虫歯ができていた。

虫歯治療ではドリルで削るのがつきもの・・・・。

 なんといっても、ドリルから伝わる振動が嫌だ。
削っている場所にもよるのだが、歯の奥まで振動が伝わって、痛いというか、痺れるというか、何ともイヤーな感覚が付き纏い何もしてないときから構えてしまう。
ピリピリとか、チリチリとか、ウィンウィンとか、そのイヤーな感覚をうまく表せる擬態語を探しているのだが、ぴったりのものが見つからない。
 よくわからないが、歯の奥にある神経が、ドリルの振動に同調するのかもしれない。神経も一緒に振動している感じだ。

 しかし、歯医者の椅子に座った以上、こちらにはどうすることもできない。
嫌な振動を味わいながら、ただ仰向けになって耐えているだけだ。
 「もうどうでも好きにして頂戴」と、何やら、貞操問題に直面したご婦人のような心持ちなのである。

歯磨きをテキトーにやっていた、その分のツケを払っているということなんだろう。

今は、歯石もとってもらい、さわやかなお口。

今日からは、毎食後歯磨きを励行することにしよう。

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2007年10月15日 (月)

10月月例結果(天命を待つ前に・・・)

10月14日
10月月例競技に参加。
暑くなく寒くなく
絶好のゴルフ日和・・・・・・

スタート前の練習風景は緊張感がいっぱい。

山も、空も、若草色の芝もが眩しい。
澄明とはまさしくこういった風景をさすのだろう。

自分のボール打つ音が山々に響く。

左へ右へと曲がるボール・・・・、
池の中や木の根元に入るボール、
旗の近くまで行くボール・・・

清々しい汗を かきながらの一日。

結果は、46・41  87ネット 74

1番ミドル393ヤード、セカンド残り160ヤードを6番アイアン。
とどくクラブではないがスタートホール。大事にいきたいショートを覚悟のクラブ選択が功を奏しカラーまで、残りアプローチ、10ヤードを50センチに寄せまぐれのパー。

2番ショート215ヤード、谷越え、5番ウッドがトップしてOB。
日本独特の特別ルール、プレスリー、よらず入らずのダボ。

3番ミドル、348ヤード、ナイスショット打ち上げ20ヤードを入れて残り180ヤード、7番ウッドがトップ木下、出すだけ、次がトップしてバンカーを出すのに2度かかり2パットの8点・・・・

この日はクラブ、シニア、グランドシニア・レディース選手権の第2次予選がありパスさせながらのプレーで、4ホール終了に2時間。
後ろを気にかけながらのプレーで焦りをとめることが出来なかったことが起因していた。

これは言訳で、集中力がなさ過ぎる。

4番終了時点で、7オーバー。・・・・・・・


碁で大石の死が決まったからといってすぐには投了はしない。
「死」と決まっても尚、二、三の手を尽くし形を整えてから改めて投了する。
死が避けられぬ事はわかっていても尚手を尽くしてみる。

『人事を尽くし天命を待つ』

残りホールに集中して、なんとか面目を保ちたいと後半に1打でもちじめるように自分を激励した結果、後半の3ホールをパーで終了することができた。

食後、何とか90を切りたいとインに望む。

1バーディー、パー×3、ボギー×4、ダボ×1、

今日の一番
17番ミドル393ヤードセカンドから上りワンクラブは見なければならない。

残り160ヤードに上り10ヤードを加え170ヤードつま先下がりのラフ、その上、ディボット。グリーンは奥に速く止まりにくい。

エイヤーのショットが1メートルにつきバーディー

来月につながるショットだったが、なんとかビッグイニングを無くしたい。

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2007年10月14日 (日)

人生をなぞらえる

昨日は、いとこの娘の結婚式に参列した。
若い二人にとって、この日ほど多くの人に祝福されこれ以上の幸せはこれから先そんなに何度もあることではない。二人は笑いの絶えない明るい家庭を築いてゆきたいとの抱負とともに、この日を迎えることができたのはこれまで、育ててくれた両親のおかげと感謝のことばを述べていた。

参列者から祝いのことばとともに、人生を航海に例え「穏やかな日ばかりではない。長い人生の間には時に嵐のような厳しいときもあるかも知れないがお互いが助け合って人生という長い航海を乗り切ってもらいたい」との趣旨の祝辞を述べていた。

よくある例えである。
何かになぞらえるのは日本人特有のことでもあるようだが、

はたして航海は人生なのか。ABだが、Bは必ずしもAではない。
航海は航海にすぎない。それを忘れて航海は人生となり得ない。

人生は航海によく似てはいるが航海では絶対にない。・・・・・・理屈っぽいが?

新郎の兄弟4人は音楽を特技としており演奏を披露したほか友人が30名ほどのバンドで祝福の演奏を披露。大勢の人に祝福され盛り上がった結婚披露宴だった。
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2007年10月11日 (木)

秋の花

秋草は、ただの秋の草というだけで、なぜかしみじみとやさしい響きを感じる。
夏草には同じ単純な表現だが、みなぎる命にあふれ、緑の草一色。

秋草といえば感じるのは花。
実家の畑に咲く野花。
空き家にして荒れ放題の畑だが季節がくると、種が残っているのかいつも優しく優美な花を咲かせてくれる。



秋の七草もすべて花を咲かす。

キキョウ、萩、ススキ、ナデシコ、オミナエシ、クズ、フジバカマ。

先日の井原CCにはススキがさいていたが21日の月見にはススキを準備したいが我が家の周りには見当たらない。

吾亦紅すすきかるかや秋草のさびしき君におくらむ

今日は、先日のジムの反省からトレーニングに行く。
いつものメニュウー、レベルを約2時間。

気持ちの良い汗を流し、ようやく記事を書き終わった。

灯火親しむころ、鈴虫の声を聞きながら。

毎年孵化させていただいている。

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2007年10月10日 (水)

努力は報われるものなのか?

最近、10日ほどトレーニングを怠っていた。
昨日久しぶりにジムでいつものメニューをマシンにセットして始めたが5分ほどできつく感じプログラムの設定を確認したがいつもの負荷に変わりない。

やはり、継続的にしていなければずいぶん筋肉がおちるものだ、と反省した。
しかし、世の中努力しても無駄なことってすごくあると思う。
別に学校教育にケチをつけるわけではないけれど、すべて真面目に努力すれば報われるというわけでもない。
残念ながら人には運、不運があり、世の中、努力しても無駄なことがあるようだ。

例えば、健康法なんかもそのひとつかもしれない。
病気は不合理で突然襲ってくる。どんなに健康に気をつけていてもいかんともしがたいものである。

シニア選手権にむけ、ジムを怠り練習に努力してみたが結果は予選落ち。
うまくいかないときはうまくいかないものである。
もっとも、これまでむまくいったためしはないが?

今日は月例に備え、夕食後練習に行った。
満足のゆくショットができない。
アプローチを10ヤード刻みに同じところに・・・・
10ヤードから始め、70ヤードまで。
5球続くまで、次の距離に進まない。

一番上手にいくのは10ヤード。これは1メートルくらいが許容範囲。
70ヤードは直径5メートルくらいのグリーンになっており止りを確認できる。
のれば合格。
次が90~100ヤードを50度のエッジで・・・・。
これくらいからまとまらない。
次が9Iの130ヤード。

120球で1000円



ドラが、てんぷら・・・・引っ掛け
少し離れて構えてみた。


帰路信号で止まっていたところ、勤め帰りのサラリーマンとランニング中の人がコーナーで正面衝突。どうやら暗くて走っている人が歩いてくるサラリーマンに気がつかなかったようだ。
どちらも頭をぶつけたらしく頭を押さえうずくまっている。
しばらくしてランニングをしていた人が誤っている様子。
この勝負スピードをもっていたランニングの勝ち。


秋の味覚、栗をいただいた。田舎の香りがいっぱい。
懐かしい。
栗赤飯を作ってもらおう・・・・・
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2007年10月 8日 (月)

シニア選手権

10月7日 岡山国際GCシニア選手権に参加。
練習グリーでは参加者がパットの調整に余念がない。

傍らには金木犀が甘い香りを漂わせている。
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よくみると小さなつぼみをいっぱいつけている。
来週の1次予選のころにはもっと花も開き、香りも強くなっているだろう!。

今年は猛暑の影響で彼岸花もコスモスも咲くのが少し遅かったようだが、暑い夏が過ぎたら秋はそっと来て冬への支度に入る。

桜の木はもうたくさん葉を落としてしまった。
急に涼しくなったのを自然は敏感に感じ取っているのだ。
厳しい冬はもうすぐそこまできている。
人間はまだこれから来る厳しい冬のことなど忘れて早く涼しい日がくることを願っている。

ちいさい秋、ちいさい秋、ちさい秋、見つけた

サトウハチロの詩で馴染みの「ちいさい秋」
秋はいつの間にか、そっと来る。
夏ならばドーンと、
冬もまた、遠慮会釈もなしにグイッと押し寄せる。

初めてのクラブ公式競技の参加にも気負いはなかった。
参加者の中で一番下手なのだから。
上級者のスイングリズム、コースマネージメントを今後の参考にできたらと思っての参加だ。

しかし、厳しかった。
セカンドが常に160~170ヤード残る。
ドラもフェアーウェーをキープできなければセカンドショットをより難しいものにする。
自然、寄せとパットがスコアーメイクになる。

大事なところでアプがシャンク。
寄せたい止まるボールの意識が強く、開いたフェースがソケット。
ラフから無理をしたウッドが・・・・・
ショートは200ヤード前後と距離があるがパーをセーブ。
前日と同じでビッグイニングを作ってしまう。
原因は
アドレスと打ち急ぎ。
思い切りのなさ。
来週は第1・2次予選(16名)がマッチプレー18ホールを闘う。

残念ながら、私は予選落ち(予め解っていたことだが)
月例に参加し通過させ応援に回る。

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2007年10月 7日 (日)

練習ラウンド

10月とは思えないような夏日、・・・・・・・
クラチャンの練習ラウンドを朝になって井原CCにエントリー。
バックティー使用、6901ヤード。
インコース、スタート。
最近、ドラを引っ掛けることが多く今週の練習では、トップからダウンにかけ腰の回転を意識し、インパクト以降はインサイドにホローをとるように注意して練習した。
最近は距離があることで不安を持つことはない。
飛ばす必要はない。      ゆっくりと、力みをなくして、ただ腰の回転のみ。

大きなミスをしなければ得意の寄せでパーは拾える。
我慢をしていればパーのチャンスもある。

ショットの前には30個くらいのチェックポイントにさえ注意すれば怪我はない。
たかだか、30箇所だ・・・・・・・・
ドライバーも最近は3キロメートルはでている。こんでさえいなければ2時間くらいではあがってこれる。  自信を持ってゆこう。
ということでスタート。

10番ロング(537ヤード)距離はないサービスホールだ。
30項目をチェックするのに約2秒
腰の回転を注意しすぎてヘッドが遅れスライス。左は100%安全なのに?なぜ・・・
暫定球を打ち、セカンド地点へ(今日はプレフォーなし)

ぎりぎりセーフ(ラッキー)残り300ヤード、5番ウッド、サード約130ヤードがピン奥4メートル。いつもになくパーでスタート。

11番ミドル(391ヤード谷越えの上り)約240ヤード。木がスタイミーで6Iで右をフックで狙
  い、残り50ヤード、ややトップでピン奥6メートル。
下りのライン。速そう・・・・オーバー、スリーパットのダボ(悔しい、こんなところでパー悪くてもボギーでは上がりたかった)
12番(175ヤードのショート)4I,ピン横4メートルを2パットのパー
13番427ヤードの上り、セカンド200ヤードをガードバンカーに入れ5メートルをボギー。




15番ショート200ヤード、パーで終わり、ここまで3オーバー。

いつもになく調子が悪い。????????調子のいい日を見たことはないが、普遍的におかしいいつもの調子ではない。

16番513ヤード打ち下ろしのロング広いフェアーウェーイ。あたりは良かったが方向が悪くOB。打ち直しは今日一。

上がり3ホールでOB×3で10オーバーでトータル49。やっといつもの調子を取り戻した。

後半、ダボなし、ボギー5の41。

村長さんは見事2回連続当選。

スリーパットと芝1枚(1ミリ)でチップイン逃しこれより近くにつける人はなくて。悔しい、嬉しい。

ゴルフとマージャンはその人の性格がでる。人間性ともいう!
豪快そうに見栄意外と気が小さかったり。神経質そうな人がおおらかであったりと。
一緒にプレーすることで親交が深まることはいいが、中にはこんな人と二度と回りたくないというような人もいる。私は一見、恐持てで第一印象が悪いのでずいぶん損をしている。
しかし実際は終わってみると「ええ男やないか」「惚れ直した」とよく言われる。
茶店ではいつも一番に入ってサインをして「皆さん好きなものをどうぞ」・・・・・・
自分はお腹いっぱいで、とかいってヤクルトを1本のんで我慢をしている。
そんな自分がいじらしい。

今日もプレーが終わっていい人だと喜ばれた。

明日はシニアー選手権。

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2007年10月 4日 (木)

異常なまで暑かった夏も終わりようやく秋の気配を感じるようになった。
まだまだ昼は暑いが、夕方庭で秋の虫の声がした。
ベッドに寝っ転がって、窓を開け月を見ながらただ虫の声を聞いているというのもいいものである。


くろがねの秋の風鈴鳴りにけり

秋になるとなぜかこの句を思い出す。
「くろがね」という響きがいい。
風鈴は夏が出番。もう秋でお蔵入りの季節だというのに、この重厚な風鈴。
秋の風を待って、初めて鳴った。
渋くて、深くていいなあと思う。
鉄はくろがね、銅は赤がね、銀はしろがね。どれもいい。
大雑把に核心をとらえて、どれもいい。


夏の後ろからは、ゆっくりとだが、確実に秋の足音が近づいている。


 ――なーんて書くと、いかにも随筆風だ。照れてしまう。

 今、真っ赤になりながら、これを書いております。


人の一生を季節にたとえると、四季青春・朱夏・白秋・玄冬)


萌え出ずる春の初めに、故意か偶然か、萌え出ずった父母によってこの世に生を受け、思春期なんていう春を思って悶え苦しむ時期を送った、

新生日本の先駆けとならんと死を賭して過ごした青春時代。

晩夏から初秋は三十台で、秋は中年、冬は老年、というのは、まあ、これまたいささか紋切り型だが、割に合っていそうである。


秋になると、木の葉も色が変わり、やがては散っていくのも、そぞろ哀れを催す。
中には、夏の頃からだいぶ散っている人もいるが?
そういう年齢による決めつけはいかん! と考える人もいるだろうが。



決めつけが気に入らなければ、従わなければいいだけのことで、秋にかき氷を食べるなり、冬の日本海の荒波で唇を紫色にしてサーフィンするなり、勝手にやればよい。骨までかじかもうと、岩にたたきつけられようと、・・・・・・・

冬の鍋でふわーっといい心持ちにヨッパラって、何となく死んでた、なんていうのが理想だ。

まあ、なかなかそううまい具合にはいかないものらしいが。


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2007年10月 3日 (水)

花野

花野と聞き、秋を思う人がいるだろうか?春爛漫の吉備路の国分寺の五重塔付近のレンゲやスミレや菜の花の咲き乱れる春の野原、それが花野をイメージするものではないかと思う。昔の人は秋草に秋風がそよ吹く花野原、それが花野だという。

ススキや、彼岸花、カルカヤ、オミナエシ、コスモス。派手を嫌っているが、さりとて、侘び寂びほどの枯淡ではない。淡い、清楚な、涼やかな、秋の野の花。秋草の乱れる花野という言葉が好きになった。夏から秋にかけて咲く花に吾亦紅がある。Uppicture

そこいらの野原に咲く花らしいが、未だお目にかかったことがない。
昔、神様が日本中の赤い花を集め、華やかな赤い色とは縁遠い、この野の花にだ声を掛けるのを忘れた。
野の花はそっとつぶやいた。
「吾も紅なり」吾亦紅よ、私も時々つぶやくことがあるよ。でも、決して自分の紅色は失いたくない。私は私だから。

われもまた 紅なりと ひそやかに  虚子

関連文書は

コスモス

吾亦紅 

彼岸花

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2007年10月 2日 (火)

夜道を照らす月の光

月の光に、長い影法師が律儀についてくる。「ほら、踏んだ、ほら」と、小さな子供はちょっと踏むだけで、夢中になって逃げ回る。不思議なほど夢中になれる、小さいころの大きな時間。

子供のころ親がしてくれた影ふみを、子供にしてあげ孫にもと、自らなる伝承の、ふと思えば、影踏みは秋が似合うと思っている。月明かりが窓を照らし障子に映る翳りは桟の黒さと障子の白さに味わいがある。

月には、夜道をどこまでも着いてくる影に怯えながらも足元を照らしてくれる月明かりに勇気つけられた思い出がる。

祖父から買い物を言いつけられ暗い夜道にひたひたと追いかけてくる自分の足音に怯えどきどきしながら家路を急いでいるとき、雲間から急に月の光が鮮やかにあたりを照らした。すると、道の先が照らされ向こうの方に自分の行くべき我が家が見え急に不安が取り除かれた。自分分が今歩いている道がはっきりと見える。通る道も変わらず、歩く距離も変わりないのに足元が見えると見えないでは全然違うものだ。

暗闇の中にいると自分の頼りなさをいやというほど知らされる、とともにこれまでの傲慢さを改めて反省させられる。昔の人がさまざまなものを信じて祈り、自然に謙虚であったのはこの真っ暗闇を知っているからに違いない。

人間は暗闇の中では、好むと好まざるにかかわらず自分を見つめなおす機会を与えられ暗闇は実際にはただの闇に過ぎないがその暗さの中でさまざまな思いや想像の羽を広がさせる魔力があるようだ。

関連記事:月とお天道様はここ

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